屋根リフォーム

屋根リフォームについて

屋根の環境は外壁よりももっと過酷

 

普段、屋根を上から見ることはほとんどありません。屋根は、風雨や太陽光から建物全体を守る大切な役割を担っています。
しかし、お住まいを守る砦でもある屋根は、結果的に建物の中でも最も過酷な環境にさらされているのです。気づかないうちに屋根の劣化が進むと、雨漏りの誘発、室内温度の上昇など不具合の原因に直結します。
外壁塗装のメンテナンス時、もしくはそれより早い段階で屋根のリフォームを推奨しています。地震や台風などの自然災害も頻発する日本の風土では、屋根のリフォームも重要です。大切なお住まいを長持ちさせるために、定期的な補修やメンテナンスを行いましょう。

木造住宅の屋根の形

切り妻(きりづま)
切り妻(きりづま)

雨じまいの良い代表的な屋根の形です。和風・洋風どちらの住居にも多く採用されています。

寄棟(よせむね)
寄棟(よせむね)

台風などの風圧に強い構造で、見た目と性能のバランスがとれた形です。和風・洋風どちらの住居にも多く採用されています。

片流れ(かたながれ)
片流れ(かたながれ)

シャープでモダンな印象があります。個性やデザイン性を求める住居に多く採用されています。

入母屋(いりもや)
入母屋(いりもや)

切り妻と寄棟を合わせた形です。重厚で堂々とした印象です。主に和風住居に採用されています。

点検項目と時期の目安

一般的なメンテナンス例です。お住まいの状況で変わってきますので、環境に合わせて補修を行いましょう。

点検項目と時期の目安

屋根材の種類

屋根の種類は多数あります。お住まいの状況や建物のデザインで選ばれる場合がありますので、どの屋根が一番ということはありません。代表的な屋根素材をご紹介します。

屋根材の種類

屋根リフォームの種類

代表的な屋根リフォームの方法が3つあります。
それぞれ、お住まいの環境や屋根の状況に適したものを選ぶ必要があります。工法だけでなく、材質によっても価格や性能が変わってきますので、総合的に判断し、選ぶことが大切です。

重ね葺き(カバー工法)

既存の屋根に新しい屋根をかぶせる工法を「カバー工法」といいます。屋根材の撤去をする必要がないので、費用が抑えられ経済的です。

アスベストを使用していた頃の建物の屋根を補修する場合もこの方法がとられます。

重ね葺き(カバー工法)
メリット

1.屋根が二重になるため、室内温度が上昇しにくい。
2.軽くて丈夫な素材を使用するので耐候性が上がる。
3.廃材が出ないので経済的かつ環境にも配慮できる。

デメリット

1.かぶせた分だけ屋根の重量が重くなる。
2.塗装より費用が高い。
3.かぶせられる素材が少ない。

施工例
屋根の形

切妻屋根

面積

70㎡

屋根材の種類

スレート屋根→ガルバリウム鋼板

施工費(税抜き)

840,000円

※価格はおおよその目安です。屋根の素材や状態により工事金額は異なります。
※屋根のみの工事の場合、別途足場・養生ネット代がかかります。

葺き替え工法

老朽化した既存の屋根を撤去し、新しい屋根を新たに葺く工法です。
雨漏りなどで躯体にダメージを受けている場合などこの方法で対処することができます。

葺き替え工法
メリット

1.建物の耐久性自体も向上。
2.傷んだ下地の補修もできる。
3.軽量素材を選べば屋根の軽量化もできる。

デメリット

1.廃材の処分が必要なためエコではない。
2.施工期間が長くなる。
3.他の屋根リフォームより費用がかかる。

施工例
屋根の形

切妻屋根

面積

70㎡

屋根材の種類

和瓦→コロニアル

施工費(税抜き)

1,050,000円

※価格はおおよその目安です。屋根の素材や状態により工事金額は異なります。
※屋根のみの工事の場合、別途足場・養生ネット代がかかります。

屋根塗装

既存の屋根を洗浄し、外壁と同様塗料によって補修する方法です。
美観を取り戻すだけでなく、機能性塗料を塗ることで様々の効果が得られます。

屋根塗装
メリット

1.最も安価に屋根の補修ができる。
2.色味の変更などにも対応できる
3.既存屋根の保護ができる
4.機能性塗料によって、遮熱性や防錆性を高めたりできる。

デメリット

1.既存の屋根の劣化が著しい場合対応できない
2.素材によっては対応できない場合もある

施工例
屋根の形

切妻屋根

面積

70㎡

屋根材の種類

コロニアル(溶剤系シリコン塗料で塗装)

施工費(税抜き)

234,500円

※価格はおおよその目安です。屋根の素材や状態により工事金額は異なります。
※屋根のみの工事の場合、別途足場・養生ネット代がかかります。

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